高校2年の時、僕は視力悪くなっていたのでコンタクトレンズを作りに眼科に行った
始めてコンタクトレンズを目に挿入するのはとても怖くて眼科に行くまでずっと恐怖で震えていた
コンタクトの処方箋をもらうには自力でコンタクトの着脱ができなければならない、と言うのが普通だ
なので当然僕も眼科に行って視力検査をした後、コンタクトの着脱の練習をさせられた
担当してくれた人は若いきれいな女性だったのを覚えている
その人は1時間ずっと僕につきっきりで親切に教えてくれた
でも僕は練習の途中にもう無理だと気づいた
怖すぎてまず目に入れることすらできなかった
もう帰りたい...そう思いながらも、横にずっとつきっきりで女の人がアドバイスくれるのでやめようにも止められなかった
女の人は途中からアドバイスすることがなくなったのか、「あ~、おしい!」「もうちょっと!」とか意味分からん応援をするようになっていた
結局1時間くらいそんなことが続いたが目にコンタクトを入れることすらできずに終わった
僕はなぜか汗だくになっていた
多分恥ずかしさと緊張と集中のし過ぎのせいだと思う
んで、最後は奥からめっちゃ年配の女が出てきた
ラスボスだった
こいつがめっちゃキレ口調で僕に圧をかけてきた
なんでできないの?みたいな感じでまた1からレッスンが始まったが10分くらいでもう「一応うちの店は1時間でできなかったら帰ってもらう制度なので」と言われて処方箋ももらえず退散した
それ以来僕はコンタクトレンズを諦めた
このせいで僕はバスケ部の高校最後の試合、視力が悪過ぎてゴールが見えず、部長のくせにスリーポイントを8本うち、1本も決められず1点差で負けた
ウエストブルック以下のスリー確率だ、僕は彼のシュート力について何も言う資格はない
で、後から聞いた話だが、後輩達は僕のことを戦犯扱いしていたようda
僕はまだこのこと根に持っているぞ
まあ、その二年後、大学進学を機に僕は家で母親のワンデーのコンタクトレンズで猛練習してコンタクトデビューを果たしたけどね
今では一瞬で着脱できる
慣れって怖いね
ちなみに僕は目が細くてちっちゃいので最初はかなりっ手こずった
今は新しいJINSのメガネ欲しい