美容院で顔から大汗かいて女店員をドン引きさせた話
僕は結構動揺とか緊張とかすると額とか頭皮から大粒の汗をかくタイプの人間
この属性例えるなら水属性だな
んで、僕が水属性のせいで大事件がおこった
事件の真相を簡潔にまとめると、
指名無しで美容院行ったら担当がアラサーくらいのギャルで、女慣れしてない僕はそれに動揺しすぎて顔中から大粒の汗をかきながら女店員の人にカットしてもらった
なんやこれ
あたまおかしいんかワイ
別に背伸びして美容院に行ったわけではない
そもそもその店は1600円くらいでカットだけしてくれるし、いつもは小洒落たおっさんがカットしてくれていたから敷居はむしろ低いほう
でも、ある日僕がカットに行ったときは、そのアラサーギャルがいた
僕は美容師の指名はしない
なぜなら「こだわりを持っている」と思われたくないのだ
だからたまたまその日はそのアラサーギャルが担当になってしまった
僕は正直嫌だった
だって緊張するんだもん
しかもその人かわいかったし(僕は女の人を基本ブスかそうでないかで判断するからブスじゃなければかわいいと思っている)
だから普通にカット中も緊張した
しかも、その日は真冬
僕はヒートテックを上下にがちがちに着込んで、店内は暖房ガンガン
まあ暑いわけだ
それと緊張と動揺によって汗が顔から噴き出てしまった
一度汗が出たら最後
僕はその汗を気にするがあまり、動揺してさらに汗が湧き出る負の無限ループ
僕はとうとう髪の毛びしゃびしゃで、鼻っ柱にはぷつぷつと汗の水滴が浮き上がっていた
首には汗が滴り、店内で僕一人アイスバケツチャレンジでもしたかのようだった
はずかった
殺してほしかったんゴねぇあんときは
ついにたまらず僕は店員に「タオルで汗拭いてください」と頼んだ
なんか店員は顔ひきつってたけど「汗すごい笑」ってなんとかその場をしのいでいた
不自然に髪の毛びしゃびしゃ状態でカットしてたわけだから、僕の仕上がった髪型はきもかった
店員に途中で「こんな感じでいいですか」って聞かれたけど、僕はキレ気味で「どーでもいいです」って答えてた
早く帰りたい、ただその一心だったからその時は本当に髪型の仕上がりはどうでもよかった
家帰って鏡見たときは「なんやこれ、頭にツバメの巣乗ってんのか」と思った
今思うと僕がキレるのはおかしかった気もする
女店員は僕が汗かいてたのをどう思ってたんだろうか
不潔だと思われたかもしれない
ワンチャン、あの店員の母性をくすぐれたかもしれない
いや、んなこたあない
ちくしょおおおお!!!!!
本当は僕は水属性じゃなくて火属性だったのかもな…
だから体が熱くなって汗出た
僕は、火属性… つまり敗北者じゃけえ!
まぁ、今はその人がいない時間帯を見つけたから、またおっさんにカットしてもらってるよ~
ただ、この間担当になった美容師は僕が許可してないのに勝手に自分語りを始めだしてきつかった
僕が許可だしてからしゃべってくれ~