清水爽太ブログ

大学生 理系 一人暮らし

口が臭すぎてマゼランと呼ばれていた少女

マゼラン

 

これは歴史の教科書に出てかる探検家のことではなく、ワンピースに登場する署長のマゼランだ

 

そう、あの「署長のマゼランです」でお馴染みの署長のマゼランだ

 

インペルダウンという、数々の大悪党が投獄されている大監獄の署長を務めているのが、この署長のマゼランだ

 

 

今回僕が紹介したいエピソードは、この署長の方のマゼランにまつわるものだ

 

 

 

遡ること10年前、僕がまだ小学生の時

 

僕のクラスには口が臭すぎる女の子がいた

 

そう思っていたのは僕だけではない

 

周りの子供たちも皆同じように思っていたのだ

 

朝の歌の時間、遠くに離れた先にその少女がいても、歌声に乗ってその激臭は僕の鼻の元へやってくる

 

僕はそれを嗅ぐと一瞬息が止まってしまう、強烈すぎて

 

そう、一瞬死んでいるようなものだこんなもの

 

刹那的に僕は殺害されていたのだ、何度も何度も

 

そんなある日、僕はふと周りの子がとんでもないことを言っていることを耳にする

 

「あいつはマゼランだ、だから毒の息を吐いている」

 

僕は爆笑してしまった

 

そして納得もした

 

たしかに署長のマゼランはドクドクの実を食べていて毒を操れる

 

ため息に乗せて毒の息を自分の気に入らない対象にぶつけるシーンも何度か見たことがあった

 

小学生の発想力には感心するばかりだ

 

そして僕はその類の話は大好物である

 

だから今でもその話を思い出すと笑みが溢れてしまう

 

必修科目の大事な期末テスト中でもにやけてしまう

 

でも、これを読んだ人たちは怒らないで欲しい

 

あくまでこれは、小学生たちが発言したものだ

 

小学生といえば、まだ善悪の判断もつかないような年齢の子達だ

 

ましてや、悪意に気づいていてもそれを抑えることもできない

 

純粋な悪意を押し付けてしまうことだってある

 

まだ幼いのだ

 

だから笑って見過ごして欲しい

 

 

 

でも例えるなら

 

その少女はマゼラン、つまり純粋な悪意の塊を持った小学生のクソガキとうい悪党達を束ねる署長だったのかもしれない

 

何言ってるか自分でもよくわからない

 

 

にしても今思い出してもあの口臭は激烈だった

 

「朝食にウンコでも食ってたんかな?」

 

そう疑ったことが今までに何度あったことか

 

しかし、もし本当にウンコを食っていたのなら、ある意味意識の高い行動だったのかもしれない

 

なぜなら、10年後の今はとても環境問題に対して敏感で、シビアだ

 

大量に増える人工、それに伴うエネルギー資源の枯渇、食料問題、こうした事象が今の私たちを悩ませている

 

 

だから彼女のやっていた食糞という行為はこれらの問題へのアンチテーゼだったのかもしれない

 

そもそも朝食にウンコを食っていたかどうかは分からないが

 

まあウンコを食ってようが食ってまいが、小学生がとても残酷であることには変わりはない

 

彼らは一度思いつくことをフィルターに通す作業などせずストレートに発言してしまうのだ

 

しかもそれを悪意なくやってしまうのだからなおさらだ

 

 

 

 

 

 

ちょっと思い出にふけってみました